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| -音楽/music- |
「THE SACRED TREASURES」
(ヴォーカルアルバム)
1 | THE SACRED TREASURES | 片霧烈火 |
2 | DAWN | yuiko |
3 | 魔女は踊る | 紀紗屡 |
4 | 過ぎ去りし夏(Album version) | コツキミヤ |
5 | on the shore line | ゴム |
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「THE SACRED TREASURES」
歌:片霧烈火 作詞:和知まどか 作曲:HIR
「器たれ」と望まれ 溢れ出す涙 気付かないふりしてきた
雨が波を呼ぶよに 僕の目は神話 揺るがし壊してしまう
流されもがく海の底で 見上げてた鈍(にぶ)い水面
剣(けん)を持ち ここまで君は辿り着いた そう
約束の 鐘鳴り響く聖地へ
空が割れ 初めて星が降ったあの日 まだ覚えてる
「世界は君を許さない」 けれど 行け!!
「神の子へと」贈られ はばたいた翼 踏みしめてただ歩いた
人は誰も一人で 僕の手は絵画 汚(よご)して乱してしまう
覆われ焼ける森の中で 迸(ほとばし)り駆けた閃光(せんこう)
銀の月 目指して君は巡り合った そう
天空の 夜振り払う女神と
恋を知り 初めて惑星(ほし)が廻るこの日 今信じてる
「世界は誰も愛さない」 だから 立て!!
剣(けん)を持ち ここまで君は辿り着いた ああ
迷ってる 鐘鳴り響く聖地よ
最後の日 全ての星が消えていくよ ほら覚えてる?
「僕は君とすれ違い」
杯(さかずき)を傾け 二人見詰めあった まだ
手が届く 「世界は君を許さない」 けれど 諦めない!!
「DAWN」
歌:yuiko 作詞:和知まどか 作曲:華飯 E.Guitar:キル
夜がやってきた 空の果てで
花を撒くよな夜が
「最後の夜だ」と君が言った
振り返る暇はない
覚悟とは足を止めぬ勇気
孤独なら二人 背中あずけて
与えられる冠は遠く 明日を
雲を切り裂くのはこの手だ
もしも向かい風が強くとも
負けるわけにいかない 夜を越えるまでは
夢を穿(うが)つため 矢が放たれた
月を裂くよに夜が
「はじまりの歌」と彼が叫ぶ
街を望み砕いて
赦しなら胸に抱(いだ)く誓い
口付けた魔法 共に放って!
握り締めたタロットは軽く
行く手を 星を遮るのはその目か?
もしも羅針盤が壊れても
諦めはいらない 夜を超えるまでは
狙い撃て 壊れた幻想と
星座なら空を 埋めて広がる!
与えられる冠は遠く 明日を
雲を切り裂くのはこの手だ
もしも向かい風が強くとも
負けるわけにいかない 夜を超えて
君と越えて ah 笑い合って 抱き合うまでは
「魔女は踊る」
歌:紀紗屡 作詞:和知まどか 作曲:華飯
長く寄り添った死神の腕を
払いのけて得た人との喜び
傾いた秤(はかり)が毒に濡れてる 雨がやまない
声は届かない歌も消えうせた
伸ばす手は宙(ちゅう)をかいて落ちるだけ
土に伏せ目を閉じ夢を見ている 誰かこの手を
罪で咲く薔薇に 心がもしあるなら
生まれてきたことの意味 教えてよ示して
迷い森巡る魔女の靴音は 踊る相手のない悲しいワルツ
夜毎過ぎ去った呪いの社交場 次は……貴方と?
一夜でいいのです 美しい幻を
火炙りになる朝にも 抱(いだ)いてく隠して
花園の中で見た貴方を殺(あや)めてまで
咲かせたい願いなんかどこにもないと言えるのか
枯れた腕開(あ)いた目を愛しく思うのなら
私はまた舞い戻る 憎らしい死神の その膝元に
「過ぎ去りし夏」(Albam version)
歌:コツキミヤ 作詞:和知まどか 作曲:華飯
雲の切れ間 地平線
夢見てた 二人きり
うつむいた 私の手つかむ
あなた まるで夏の光
誰かの名呼ぶ声
わたしにだけは 届いてた いつだって
傍に行きたいって 願う時
何かが 変わった……
暮れる日差し 揺れる木々
飛び起きた 一人きり
あなた霞む 檻の中では
せつなさも 岸の向こうね
思い出すあの声
わたしにはそう 優しくて 遠すぎた
それなのにあなたは いつまでも
私を探して……
一度だけ触れたら
潮風はもう 冷たいの 秋が来る
それなのに あなたは
波は また寄せると そう言った
何回も呼ぶ声
わたしにはもう 届かない これからも
もししがみついたら
あの頃の二人に 戻れる?
「on the shore line」
歌:ゴム 作詞:和知まどか 作曲:華飯 Piano:沢水遥奈
金の雨が降り続く 明け方の海を眺めてる
子供のころは全てに 愛される気がしてた
素足を浸す波 遠くから寄せて 砕ける
僕は今もここで 君の星を 一人で探す
「語り継がれない歌なら 歌わない方がいい」
奥歯噛みしめて 睨んでた まっすぐ強く
「誰がいなくなっても お話は続くでしょう」
皮肉だけが銀河に溶け燃えていく……
銀の花ばら撒き濃い 甘闇に叫んでる
砂地を歩く人 皆振り向かないから
君は明日もここで 震える手を 一人で伸ばす
「羽ばたけない翼ならば 千切れてる方がいい」
瞳閉じるけど わからない 涙は出ない
「君がいなくなったら 僕だけは探すから」
偽善だけどその言葉が聞きたかった……
触れた指は 冷たくとも
「語り継がれない歌なら 歌わない方がいい?」
頼りない声が 問いかける 水面(みなも)の光
「誰がいなくなっても お話は続くでしょう」
抱きしめてた その背中が 消えていく
淡く霞み 零れ舞って
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